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人を喜ばせるとき私の命が輝く

「過去も現在も、誰からも良く言われる一方の人もいなければ、悪く言われる一方の人もいない。良い面と悪い面を併せ持つのが人間だ」(釈迦)
内容は、だれでも経験があると思うが「あの人が好きだ」と思えば良い面だけが見えるし、「あの人は嫌いだ」と思えば悪い面だけが鼻につくようになる。どちらに見えるかは、自分の心の反映にしかすぎない。
 人は誰でも、一人ひそかに我が身を喜ぶよりも、大切な人や他人に喜んでもらうほうが本来ずっと楽しいはずであり人を喜ばせるとき、自分の命が最も輝くように出来ている と太田典生氏は言っている。
 そのような気持ちを天台宗の開祖である最澄は「忘己利他」(もうこりた)と言っているが、簡単に言えば「お客様第一」の心を持とうと言うことだ。
私も最初の就職が TKC会計事務所だったので良くこの話は聞かされたものだ。それはTKCの飯塚会長が東北大学時代、毎日の通学で、仙台と松島間往復を歩きながら本を読んでいたという二宮金次郎なみの蒙者と化していたそうだ。 松島の瑞巌寺で最澄の精神を学び、ヒト(他人)の為に尽くせば いずれ自分に返ってくる事を信じてTKCの理念は「自利利他」(じりりた)になっているという。
誰しも「自分ほど可愛い者は無い」「自分がまず幸せになりたい」という“我”にとらわれて「私が、私が」と自己中心の考えばかりしている結果、かえって煩悩の世界の中で悲しみ、苦しんでいると。
 私も思うのだが自分の立場ばかり考えないで、ちょっと自分を離れてみると、いろんなものが見えてきたり、感謝の気持ちが湧いて来るのではないかと思う。
どうしても ヒト(他人)の為だと思うと、見返りを期待しがちだ。
 いつも神様にお願いするばかりではなく、願い事を借りと考え借りたものは返す気持ちを持ってお願いする これが必要ではないだろうか。
「努力は自分に 結果は神様に」と思えば少しは すがすがしい気分にならないだろうか。
私は毎朝 神棚に向かい一日の無事を願い手を合わせ 夜神棚に向かい一日の無事に感謝し手を合わせるようにしている。やはり感謝の気持ちを忘れたとき いつもお願いばかりになっていると思う。近くに湯島天神があるが沢山の学生たちが合格祈願によく訪れるが、成就のお参りは比較的少ないように思われる いずれにせよ感謝の気持ちの必要性を感じて「あなたもお釈迦様」になってみようではないか。

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